8月の生け花・エッセイ

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【花材】
①アンスリウム、タニワタリ
②アンスリウム、クルクマ、タニワタリ、ヒペリカム

【制作意図】

①暑さ厳しい夏です。アンスリウムをガラス花器に水中花にしました。水中から少し出ているところが涼しさを強調するようにとデザインしました。
②ガラス花瓶に夏の花達を共演させてみました。

【今月のエッセイ】

毎日暑い日が続きますね、猛暑お見舞い申し上げます。京都盆地の蒸し暑さは気温以上の体感でサウナ風呂状態です。年々暑くなる夏です。私が小学生時代の夏休み日記のお天気観察を思い出しますと、最高気温でも３２度くらいだったと思います。そして朝夕は涼しい時間もありました。母に涼しい午前中に夏休みの宿題をするようにと毎日言われていました事が懐かしいです。

さて、大学の前期授業も無事終わりました。最終講義の後、一人の学生より質問を受けました。どうやらキャリアデザインの授業の課題のようですが、仕事に限らず「先生の指針は何ですか？」と言う質問でした。

先日にも他の学生から「先生のセブンルールは?」と問われる事もありました。そう言えばセブンルールというテレビ番組ありますね。自分の人生の指針やセブンルール。私の性格でしょうか、今までじっくり考えた事はありませんでした。ちゃんとした回答になるよう腰を据えて考えなくては、と構えてしまいました。
しかし案外すらすらと、セブンルール出て来ました。

①挨拶は元気よく
②いつも笑顔
③探究心を持つ
④想像力を豊かに
⑤何でも楽しむ
⑥休む時は思い切り休む
⑦果物を食べる

私のセブンルールです。質問した学生はとても納得した様子でした。とても私らしいと感心していました。私も気負って考え出しましたが、普段の自分の姿を考えてみると簡単に答が見つかりました。しかしその自分のセブンルールにも囚われ過ぎる事もなく、状況に合わせた自然体でいる事も大切だと思います。

これから社会に出てキャリアを重ねて行く学生達に伝えたいのは、案外セブンルールよりも「臨機応変に考えましょうね」が私の真の答えだったようです。

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