2020年5月の生け花・エッセイ

(1作目)


【花材】
(1作目)シャクヤク、サンダーソニア、テマリ草
(2作目)サンダーソニア、フトイ、テマリ草、ヤマナシ

【制作意図】

シャクヤクの開花に力強さを感じ、明るい気持ちになれるように生けました。
ビタミンカラーのサンダーソニアはかわいい花で元気になります。
2作目はフトイを折り曲げて、リズム感のある作品に仕上げました。

【今月のエッセイ】

コロナで自粛生活が続きます。今は各自にできる感染拡大予防に務めねばなりません。私もほとんどの仕事がキャンセルや延期となりました。コロナウイルスも怖いですが、気持ちの落ち込みも大きく毎日が不安になります。とはいえ、落ち込んでばかりもいられません。コロナ終息を祈りながら、まずは健康第一と考え、自分自身を鼓舞して元気を出しています。

今週は母の日の準備で花市場に仕入れにも行きました。やはりアトリエに花があるのは嬉しいです。仕事好きというよりは花好きな私ですので、花に元気付けられますね。仕事のストップで最近は事務仕事の整理やアトリエの掃除と断捨離などをしていましたから、余計に花が恋しかったのでしょう。

京都は鴨川や京都御所などもあり、市内にも緑が美しいです。不要不急の外出にも自粛要請が出ていますが、自然の花や緑が見たくなり、近くの京都御所に少し散歩に出かけました。やはり歩くことは大切で、怠けていた筋肉に負荷を感じます。京都御所は大きな森に囲まれた中にあります。その森の中には小径があり、そこをぐるっと廻ってみました。自粛要請で市内も車の通行が少ないせいか、空気がいつもよりもきれいに感じます。そして木漏れ日が漏れる御所の小径は、どこもより一層空気が清々しく気持ちがいいです。

花や緑の植物は私達の周りにたくさんあります。特に私の仕事柄、いつも植物と関わってきました。けれど今回のコロナ騒動で気持ちも疲れてきた時に、改めて植物の癒しを感じ穏やかな心持ちになれました。

大きな樹木を見ていると、きっとこの木は長い歴史を見てきたのだろうと。戦争の時もあったし、今のような疫病が流行った時もあったでしょう。

また、地面に繁る草花の生き生きとした生命力。いろいろ思う事がたくさんありました。時は流れきっと今回のコロナ騒動も人知を尽くして乗り越える事がきっと出来ると思える自粛生活の一日でした。



(2作目)

コメント

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