2023年1月の生け花・エッセイ





【花材】

梅の苔木・若松・南天の実・仏手柑橘


【制作意図】

新年のおめでたい花材です。梅の苔木に生けてみました。
華やかさの中に凛とした空気感が漂う感じです。


【今月のエッセイ】

新年おめでとうございます。

お正月三が日良い天気に恵まれた京都でした。二日の日は私が毎年恒例にしています大文字山に登って来ました。自宅から登り口までも歩き、そこから山道を進みます。今年は初めてのルートを選んでみました。途中切り立った崖の斜面を横に進みますが、その岩場から滝が流れていました。

市内の自宅から徒歩40分くらいで、こんなに山深くて滝を見るなんて。さっきまで観光の人達(近辺に銀閣寺や哲学の道があります)の間を抜けて登り出したところなのに。京都が四方山に囲まれていることを、またまた実感した私です。


無事大文字山の大の字に到達しますと、京都市内そして遠くは大阪市までも見渡せます。この爽快な景色を見る事が私の新年の始まりになります。それと亡き母が大文字山が好きだったことも大切な思い出です。ですから新年の母への挨拶も「また元気で大文字山に登る事が出来ました。ありがとうございます。」と伝えて帰路に着きました。

帰り道に母の事を思い出していますと、母は何でも器用にできる人でした。そして何に対しても尊敬の念を忘れない人だったと。人に対しても物に対しても。

私もいい歳になってきて、何事にも慣れすぎてはいないかしら。今一度母の教えを思い出して、尊敬の念を忘れずに今年も頑張っていきたいと思いました。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。





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