7月の生け花・エッセイ

【花器】 網竹掛け花器
【花材】 紫陽花(白)・ 桔梗 ・鳴子百合の葉 ・アンスリウム葉 ・ グリーントリフ
【生け方の解説】

7月に入り京の街は祇園祭りとなりました。17日の山鉾巡行に備え、お囃子の音が鉾町より聞こえてきます。今月はそんな京町屋の格子に掛け花を飾ってみました。祇園祭りの飾り花は床の間などに日扇を生けますが、今回はモダンなブーケのようなスタイルで格子を飾ってみました。
【エッセイ 第六十一話】

気がつけばもう7月。京都は梅雨らしいと言いますより、京の夏らしいじっとりと蒸暑い日が続いて、さっそく夏バテのようになっている私です。またそこに参院選の選挙カーが走りまわって賑かな街です。

選挙の行方、政局の方向も気になるところですが、ついこのあいだまで日本中が注目していたのはやはりサッカーワールドカップでしょう!!言うに漏れず私も熱心にテレビ観戦をして応援に熱を入れていました。残念ながらベスト16で惜敗は致しましたが、皆様もご存知のとおり本当に素晴らしい感動を与えてくれたチームでした。

よくスポーツ選手の言葉に「心が折れる」というフレーズがありますが、今回のチームにはそんなところはひとつも見受けられず、まさにモチベーションの高い姿勢を貫いてくれた気がしました。思いますに、なにもスポーツに限らずビジネスや日々の生活でも、私たちはつまずきや失敗があります。そんな時に「心が折れる」ことが無いとは言えません。

私の場合などは、そんな凹んだ心ではなかなか花を生けることは難しくなります。なかなか折れない強い心を持つことは、誰にでも出来ることでは無いとは思います。が、ピンチにあってもひたむきに、自分のポジション・スタイルのなかで、あともう一歩ほんの少し早くアクションを起こすことで、心が折れない様子に近付けるのかしらと思ったオールジャパンの活躍でした。


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