8月の生け花・エッセイ


【花器】 -
【花材】 ヒマワリ(モネ・サンリッチオレンジ・クラレット)・ニューサイラン、ハラン、タニワタリ(エメラルドウエーブ)
【製作意図】

向日葵の3種類。それぞれ表情の違いを生かして、重ねるように生けてみました。クラレットという茶色の向日葵は絵画的ですし、モネは花びらがギザキザしておりふだん見る可愛い向日葵よりアートを表情を見せてくれました。
バックのグリーンの葉の組み合わせも、シンプルよりもパワフルかと思い3種類としました。夏真っ盛りの作品です。
【エッセイ 第七十四話】

台風のあと、何日か過ごしやすい日が続きましたが、昨日あたりからはやはり京都の夏らしい蒸し暑さとなってきました。それでも盆地の京都は北山のほうへ行くと涼しく、左京区の貴船の川床で涼をとるなどの夏の楽しみもあります。

そんなお誘いもあった今日ですが、秋の婚礼のお客様と打ち合わせをしておりました。
さて、最近は婚礼に限らず仕事の打ち合わせをしてからも詳細についてメールでのやり取りが多くなりました。パソコン・アイフォン・スマートフォンと便利なツールが個人それぞれに普及し、また便利な使い方が簡単にできる時代になってきたのだと思います。

今さら気づくのは遅いのかも知れませんが、最新の機器の性能の良さには驚く私です。画像のやり取りなどもスムーズにでき本当に重宝しています。ついこのあいだまでは携帯電話は、やはり電話で通話するものでしたが今やアイフォンなどはまったくパソコンと同じ情報機器です。時代の流れをますます早く感じてしまいます。

そんな私も最近フェイスブックなるものに参加いたしました。最初はよく解らないままに知り合いを増やしていき、近況のやり取りをするものかな?などと思いながら始めました。知り合いの知り合いが友人であったり、また久しぶりの同窓生に連絡が取れたりとなかなか面白いものです。また情報の共有もでき新しい社会のツールなのかなと思っております。このソフトウェアーを考えた若者の話しは映画にもなりましたが、しかしこれもハード面であります機器の発達があっての便利なツールだと思います。

すごいなぁ。子供の頃思い描いた未来がやって来ているんだと感心する反面、なんだか機械に生き急がされているようにも感じてしまい、いまいち腑に落ちない私ですが、まぁフェイスブックは楽しんでおります。


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