【花材】
カラー・さつま杉・バーゼリア・ナンキンハゼの実(ゴールド)
【制作意図】
カラーの花を立ち上げて使い、立体感あるアレンジメントです。
ナンキンハゼの実をゴールドに塗装してキャンドルを飾りますと、すっかりクリスマス装花です。
カラーの花を立ち上げて使い、立体感あるアレンジメントです。
ナンキンハゼの実をゴールドに塗装してキャンドルを飾りますと、すっかりクリスマス装花です。
【今月のエッセイ】
■大腸癌手術入院顛末記②
ロボット手術により悪性腫瘍を切除しましたが、思っていたより早く集中治療室から一日で一般病室へ戻りました。手術の次の日から担当医に「動けるようなら動いてください。」と言われましたので、集中治療室から身体からのチューブや腕の点滴も付けたまま病院内を歩き出しました。ヨチヨチ歩きですがベッドに張り付いているより気分も良く痛みも緩和されるようです。なにより自分自身が回復に向かうぞ!と言う気持ちを揚げさせてくれます。
たった2日間ほどでしたが、自分のベッドに戻り安堵していますと看護師さんが来てくれました。初日に会った研修生も「お疲れ様でした。」と笑顔で迎えてくれます。入院前に友人の茶道の先生 (先生のご主人はお医者様で、ご子息は大学病院の教授です) に、「大学病院の診療は、担当医はもとよりインターンの先生方に何回も同じ診療を受け、同じ質問に同じ回答を繰り返す事が面倒やわぁ 」と話しました。茶道の先生は「大学病院とはそういうところよ。後進の育成の為に研究材料になってあげて。あなたも大学で教えているから分かるでしょ。」
確かに自分の病状に危惧してばかりで…癌と言う命に関わる病気だけに、まわりの状況など考える余裕が無いのが正直な気持ちです。でも私の病状が後世に役立つのであれば、それは協力したいと思いました。
一般病室で毎日の検温や血圧検査。そして脈を取ってもらうルーティンも、看護師さんと研修生と同じ事を二度します。研修生の看護師さんとは、その他に病院内でのお散歩にもお付き合いいただきました。一緒に歩きながら退院後の抗癌治療の不安な気持ちを話したりすると、不思議と気持ちが落ち着きます。後世の育成に協力するなどと偉そうに言いましたが、本当のところ病院の皆様に支えられ励まされての入院生活でした。感謝感謝です。
その後の細胞検査、病理検査で、おかげ様でステージ2になりました。
飲み薬の抗癌治療が始まり、まだもう少し癌とはお付き合いですが、前向きな気持ちでいる私です。
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