【花器】 水流模様すりガラス花器
【花材】 菖蒲、オクラレルカの葉、鉄線、都忘れ、なるこゆり、アスチルベ
【花材】 菖蒲、オクラレルカの葉、鉄線、都忘れ、なるこゆり、アスチルベ
さて今回の生け花ですが、洋花が続きましたので和風で水盤に生けてみました。
お座敷の床の間だけでなく、和のモダンなリビングにも合うと思います。
今月は剣山を使ってみました。
お流儀の生け花のように堅苦しく考えるよりは、いつも通り花の持つ個性に習い生けてみます。
菖蒲は競い合って咲く姿が美しいので背丈も同じぐらいに、空に伸びるように生けます。
その他の花は少し低めに生けましょう。
そうすると伸び行く姿を力強く表現することが出来ます。
菖蒲以外の花は一輪ずつ用いていますが、このときにどの花にも気配りを忘れずに、
丁寧にそれぞれの美しさを見いだしてください。
ここまでは自然的な表現として生けてみた場合です。
今回は同じ花材を使い、少し個性的な生け花をしてみました。
全て一本ずつ、器の中にバランスよく生けてあります。
この場合横に広げて全ての花の顔を見せ主張させるよりも、一輪主役を決めて、
その花を中心に前後に生けてみました。
そうすることによって奥行き感のある生け花になり、
花の種類が多くても上品に仕上げられます。
どちらの作品にしても、創作的になりすぎると花に無理をさせてしまいます。
剣山に留めていくと自由な方向に花を向けることが可能ですが、
いつも通り花の思うがままも理解してあげたいものです。
【第二十二話】お座敷の床の間だけでなく、和のモダンなリビングにも合うと思います。
今月は剣山を使ってみました。
お流儀の生け花のように堅苦しく考えるよりは、いつも通り花の持つ個性に習い生けてみます。
菖蒲は競い合って咲く姿が美しいので背丈も同じぐらいに、空に伸びるように生けます。
その他の花は少し低めに生けましょう。
そうすると伸び行く姿を力強く表現することが出来ます。
菖蒲以外の花は一輪ずつ用いていますが、このときにどの花にも気配りを忘れずに、
丁寧にそれぞれの美しさを見いだしてください。
ここまでは自然的な表現として生けてみた場合です。
今回は同じ花材を使い、少し個性的な生け花をしてみました。
全て一本ずつ、器の中にバランスよく生けてあります。
この場合横に広げて全ての花の顔を見せ主張させるよりも、一輪主役を決めて、
その花を中心に前後に生けてみました。
そうすることによって奥行き感のある生け花になり、
花の種類が多くても上品に仕上げられます。
どちらの作品にしても、創作的になりすぎると花に無理をさせてしまいます。
剣山に留めていくと自由な方向に花を向けることが可能ですが、
いつも通り花の思うがままも理解してあげたいものです。
京都は桜の名所がたくさんあります。
今年は暖冬のため早咲きと言われていましたが、ちょうど開花の頃に冷え込みもあり、桜たちもあたふたとしたのではないかでしょうか。心なしか満開の華々しさに欠けていたように思います。木によっては開花と蕾が入り混じり、まさしく桜たちの悩んでいる姿のようでした。
とは言えやはり桜は、私の心に響く花であることは確かです。特に散り際の花吹雪には、散りゆく寂しさよりも次世代への再生の力強ささえ感じます。
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