【花材】
シャリン梅の実・野ばらの実・ヒペリカムの紅葉・オンシジューム
【制作意図】
実りの秋をテーマに、実の物をメインに投げ入れをしました。黄色のオンシジュームで明るさと錦秋の雰囲気を表現しました。
実りの秋をテーマに、実の物をメインに投げ入れをしました。黄色のオンシジュームで明るさと錦秋の雰囲気を表現しました。
【今月のエッセイ】
■大学後期終了
楽しかったぁ~。京都芸術大学での「装花」の講義、全14コマ(1400分)の最後の講義が先日終わりました。昨年より1コマが100分講義になりました。それまでは90分で15コマでした。その10分が最初の頃は長く感じましたが、ようやく2年目になり時間配分にも慣れてきました。
いつも新年度の最初の講義は緊張から始まります。もう15年も講師をしているのだから慣れれば良いのですが、自分のスタンスとして新鮮な気持ちで講義を始めたいと思っています。なので1回目の授業の数日前から、わざと自分を追い込みます。どんな学生達が受講するのかしら? 花に興味を持って「装花」を選択したのだから、期待されているのかしら? シラバスを読んで講義内容を熟知して、さて岸先生はどんな風に講義するのかしら? などと想定して緊張感を自分に与えます。
そして初日。学生達も緊張と期待を持って席についている様子。今年も講義が始まるよと自分の背中を押して「装花第1回 岸勝人」、ホワイトボードに書く手が少し震えます。講義の100分を全力で話し(時に息切れしながら笑)、続いて実技(花の作品創り)です。毎回どんな花材にしようかと悩み、構成しやすいように取り合わせを考えて学生達に渡します。講義で話した内容を踏まえて真剣に取り組む学生達。制作時間をぎりぎりまで使い真剣に取り組んでいる様子は、胸を打つとても良い風景で出来上がりにも期待が持てます。
回を重ねる事にコミュニケーションも取れ、緊張感からも解き放たれ会話も弾みます。そして嬉しいのは、花や制作に対して、学生達の学ぶ姿がどんどん積極的になり目が輝いてくることです。私のテンションも上がる訳です♪授業最終日は200分を使っての作品展。今年もそれぞれに学んだ事を存分に発揮してくれました。
無事に終了して最後の挨拶をします。皆に話しすることも最後になるので語りも少し熱を帯び・・・最後は学生達から拍手をもらい照れる私。内心は万歳するくらい嬉しいです。
毎回学生達に学ぶ大切さを伝える私ですが、いつもたくさんの学びを私自身が得ていると思っています。この授業が彼らの今後の制作の、何か良い指針になってくれたらいいなと願うところです。

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