2026年1月の生け花・エッセイ




【花材】

梅の苔木・南天の実・胡蝶蘭・仏手柑


【制作意図】

苔(ディスプレイ用のフェイクモス)の飾り台を作りました。
ディオラマ風に梅と南天を配置して、白胡蝶蘭で紅白に。そして仏手柑は縁起物です。小さな獅子舞は毎年登場する私のお気に入りコレクションです。


【今月のエッセイ】


■デジタルデトックス

新年おめでとうございます。

元旦は例年通りちゃんと神棚に御灯明、そしてお仏壇にお線香。お参りをすませ梅昆布茶で「新年おめでとうございます」の挨拶。お節料理とお屠蘇お雑煮と続き京都の正月が始まります。年始めの家族の儀式です。昨今なにかと簡素化される行事も多いなかですが、やはり続けていきたいと思います。一通りのお節料理の意味も、毎年みんなで確認しながら食べるのも面白いです。さて、お腹いっぱいになったところで、これも私の年初の行事、大文字山登山へと出掛けました。山頂からは京都市内一望、お天気も良かったので遥か大阪まで見渡せました。

家に帰ってからのんびり過ごしていましたが、そう言えば父の本棚にたくさんの図録があった事を思い出しました。油絵が趣味ですので錚々たる画家、ピカソ・ルノアール・ゴッホ・モネなどと揃っています。ページをめくっていますと、私は子供の頃から図録や図鑑が好きだったなぁと思い出しました。時間があると図鑑を開き、動植物園や世界の建物に見入って、ふむふむなるほどと楽しんでいました。今はパソコンやスマホで簡単に検索して、絵画や風景を瞬時に見る事が出来る時代です。でもひと手間かけてページをめくり、紙の上に描かれた絵やイラストを見る。見ると言うより味わう感じが蘇りました。

そんな正月三が日が過ぎ、最初に行きましたのは本屋さん。老眼も進み小さな字が苦手になってからは、いつも写真集・絵本イラストコーナーを覗くのが楽しみな私。ありました、ありました!大人向けの『世界博物大図鑑』迷わず購入です。期待通りページをめくるのが楽しい。そして広く浅くではありますが知識が増える感じがまた良いです。また学びが始まった感じです。スマホでぱっと見るより勉強してる感。いいぞいいぞ!!って悦に浸る私です。

今年の目標は、デジタルデトックス。ひと手間かけてもアナログの良さを再認識しようと思っています。そして学ぶ事。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




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